つまり、2003年から2005年にかけて行われたミランとの間での何人かの選手のやり取りという“魔法”がなければ、インテルは2005−2006シーズンのリーグ戦の参加条件を満たしていなかった可能性があるということだ。収支を整えるために虚偽の資産価値上昇を行うことを目的として、これらの選手たち(彼らの名前は捜査関係者以外にはほとんど知られていない)の価値が“水増し”されたようだ。
モラッティのほかに捜査の対象となっているのは、インテルのリナルド・ゲルフィ、マウロ・ガンバーロ、およびミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役。八百長事件によってユベントスからタイトルがはく奪され、インテルの優勝となった2005−06シーズンのセリエAは、まだ終わっていないのかもしれない。インテルもスクデット(セリエA優勝)を失う可能性が出てきた。